子どもの感性を磨き、親子の絆づくりを育みます。

日本ベビースイム協会とは

日本ベビースイム協会は、ベビースイミング、およびお風呂ベビースイミングの普及を通じ、乳幼児の身体的・知的能力の向上を図るとともに、親子間の「一生の絆」となる心理的つながりを育むことで、健全な親子関係の形成に寄与することを目的とし、その目的に資するため、活動に注力します。

哲学、心理学、生理学から、ベビースイミング指導をとおして、親子の絆をつくり、成果を普及させ、地域社会に貢献することを目的としています。

世界中の子どもたちが愛の中で幸せに育つことを願って


オーストラリアのグリフィス大学、教育学の名匠であるロビン・ジョルゲンセン教授が5歳以下の子供約7000人を対象に3年間かけて取ったデータによれば、スイミングに通う子どもは同年代の子に比べ、親の収入などに関係なく成績がよく、自己表現力に優れ、読み書きや計算力でも高く、5歳までに泳ぐように教えられた子供は統計的に高いIQを持っていると判断しました。

私たちが行った研究によると、水泳教室を行った子供たちは、読み、書き、計算など、すべての考える能力が非常に進んでいたのです。研究対象の子供たちは、運動能力、認知能力、言語的発達、数学的論理能力のすべてが、平均的な子供よりも長けているという研究結果が出ました。
※出典(参考文献)グリフィス大学 Swim study reveals a smart pool of talent

また、ドイツスポーツカレッジケルンでの科学的研究によると、早い年の水泳レッスンが彼らの身体的、知的および感情的に彼らの発達を加速させ、自己規律、大きな自制心ができると発表しています。

ベビースイミングは「子どもが生まれながらに持っている、自ら成長させていく力」を信じ、環境(物的・人的)を整えることによって、成長、発達をサポートすることで子ども本来の力を引き出すことができます。
子どもは水泳中に全身の水分抵抗から多くの触覚刺激を経験し、神経学的発達を促進します。

そして「自立する力」は子どもたち自身の中にあり、子どもは自分に必要な時期に、自分にとっての発達の課題に取り組んでいく力が備わっています。

大人が子どものやることを決めてしまうのではなく、子どもから自発的に「やってみたい」という興味や関心に応じた環境をつくり、自ら考え、挑戦することで、子どもたち一人ひとりの個性は伸びていきます。

それを表しているのが「※敏感期」と呼ばれる時期です。

敏感期とは、幼児期における、ある特定の事柄に対して、強い感受性が表れる、ある特定の時期を言います。特筆すべきことは、敏感期にある内は、その特定の事柄は、簡単に吸収されるが、時期が過ぎると、その感受性は消えてしまう。ということです。
※出典(参考文献)モンテッソーリ教育が見守る子供の学び 松浦公紀著

敏感期とは、子どもがある能力を伸ばしたがる旬の時期を言います。

敏感期には「言葉の敏感期」「運動の敏感期」などさまざまな種類があり
子どもを観察し、サポートをしていくことで子どもの成長を促していくことができます。

敏感期は感受性が発揮される時期で、子どもは敏感期に適切な環境があれば、良い知識をもっとも吸収するとされています。

代表的な敏感期の種類と時期として

・言語の敏感期 0~6歳
・運動の敏感期 0~6歳
・秩序の敏感期 生後6ヶ月~3歳

・感覚の敏感期 0~6歳

といったものがあり
運動の敏感期は、6か月から4歳半までが該当します。この時期は自分の意思で体を動かすことが楽しい時期であり、『ずりばい → ハイハイ → つかまり立ち』といった順序で歩行を習得していきます。

運動能力の発達は0歳~3歳は、立つ、座る、運ぶなどの、動き、動作と言葉がけをすることで、自立へ繋がり、子どもからその要求が自然に表れてきます。 そして0歳~3歳までに獲得した動きをより発展させて行く敏感期は大切な時期になると言えます。

そして、言語の敏感期 胎児期7か月~3歳前後といわれており7か月の胎児は、耳が完成し、周囲の音や声を聴いているといいます。それらの聞いた声や音は、こどもの中に吸収され、言葉の基礎をつくります。

運動活動の中で、ベビースイミングは、乳児が地面では実行できない動きをすることを可能にします。水中では動きが遅くなるため、これらの動きの感覚的知覚が増幅されるのです。
赤ちゃんのベビースイミングは、母親と赤ちゃんの間にタッチセラピーを通じて、触覚的で非言語的なつながりを提供します。

ベビースイミングは、言葉とふれあいを通し親子の絆を深めていくことができます。

 

 

 

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